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まず最初に、
(1)これまでの対外発表資料
2006年、成形加工学会「光・機能部品セッション」の基調講演した資料を添付します
題目「プラスチック光学素子の加工について」
高精度なレンズや導光板などのプラスチック光学成形品での光学設計や金型加工などに関して報告しました。
2018年4月号の「プラスチックス」に掲載された「射出成形による導光板の薄型・軽量化への取り組み」
の資料を添付します
(3)展示会の報告
最近の展示会の見学情報を掲載します
- 第1回ものづくりAI&IoT展
- 第1回次世代3Dプリンタ展
(3)プラスチックのものづくりのいろいろな方法
YouTubeにいろいろな成形加工の動画がアップロードされています。下記に参考になる動画をリンクしました
- 3Dプリンタ加工
熱溶解積層法
プラスチックを溶解しながら、移動するテーブルに押出し積層する。
精度など課題はあるが、安価な装置があり一番普及している
粉末焼結積層法(独)東京都立産業技術センター
プラスチック粉末と金属粉末の用途がある。粉末をレーザーなどで焼結させて立体形状をつくる。
精度は熱溶解法より良く、サポート材が不要であり複雑な形状を作成できる。本動画はプラスチック粉末である
- インフレーション成形
インフレーション成形 株式会社プラコー
インフレーション成形は、押出された溶融プラスチックのチューブに空気を吹き込み膨らませて薄いフィルムをつくる。
ラップフィルムやポリ袋の製造に適している
- 多層ブロー成形
3次元多層ブロー成形 株式会社オプコ
複数の押出機から異なるプラスチックを一ヶ所から送り出し、層状になったプラスチックをブロー成形する成形法である。
一つのプラスチックで機能を満足できない場合に、複数のプラスチックで要求機能を満たすことができる
- 射出ブロー成形
射出ブロー成形 アールテック株式会社
射出成形とブロー成形を組み合わせた成形法である。延伸率が高くなり強度が優れ、高精度である。
PETボトルの成形法で、薄肉化により軽量化ができたPETボトルが普及している
- 回転成形
回転成形 三福工業株式会
回転成形は粉末成形のひとつで、プラスチック粉末を金型内に入れ、360度回転させながら加熱し、
金型内面に均一溶融固着させて成形する方法である。大型タンクや容器などに使用される
- FRP加工
FRP加工
FRPは繊維強化プラスチックである。軽量で耐久性が良いことから小型船舶やベンチなど幅広く使われる。
ガラス繊維と炭素繊維があり、炭素繊維強化プラスチックは航空機、自動車に使われる。課題は価格と加工性である
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